2020.02.22
2020.02.22
試験概要
経済学検定試験『EREミクロ・マクロ』は、主に経済学部の学部生や社会科学系学部の学生やビジネスパーソンを対象に、経済学の重要科目であるミクロ・マクロの数理的・理論的な基礎知識の習得程度と実体経済での初歩的な応用能力のレベルを判定する試験です。
試験方式
2019年5月28日よりCBT方式による試験を開始しています。
CBT化により、全国約150会場で、ご都合の良い日時・会場を選択して受験していただくことができます。また、パソコン(PC)教室等の設備のある大学等につきましては、その設備を利用してご受験いただく「認定委託会場方式」での実施も可能となっています。
CBT方式とは、CBT会場(PC設置のテストセンター等)にて、コンピュータを利用して受験する試験方式のことです。ご都合に合わせた試験日時・会場を選択して受験することができます。
※
出題科目と出題範囲
<ミクロ経済学(25問)>
選好と効用、最大化・最小化、需要の変化、異時点間代替、余暇,指数その他、短期企業行動、長期企業行動、利潤最大化、部分均衡、均衡の安定性、余剰分析・その他、一般均衡、厚生、公共財、外部性、独占、寡占・その他、不確実性、情報の非対称性、同時手番ゲーム、展開型ゲーム
<マクロ経済学(25問)>
経済統計、消費、投資、労働市場、金融、金融政策手段、財政、IS-LM、AD-AS、国際経済、経済成長、景気循環、インフレーション、経済学説
出題形式
四答択一式50問(1問10点 500点満点)
試験時間
90分
受験料
4,400円(消費税込)
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団体受験の場合には、割引受験料が適用されます。
受験資格
受験に際しての制限はありません。
持込品
-
電卓(ただし、金融計算電卓、関数・メモ機能付きは不可)
-
顔写真付きの「身分証明書」(運転免許証、パスポート、学生証<顔写真付き>、在留カード等)もしくは「本人確認書(身分証明書のない方)」
受験地
■全国約150のPC設置会場(テストセンター)
■当会が認める認定委託会場(PC設置教室等の設備を有する大学等)
自校(社)の所有する設備を利用して、都合のよい日時に試験を実施することができます。
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認定委託会場の設置や試験実施日等については、事務局にお問い合わせください。
試験結果
即時判定(得点、ランク、結果レポートの表示)
(参考) 結果レポートの表示例
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結果レポートは、点数とともに7段階のランクが表示されます。
(参考) 7段階のランクと偏差値の目安
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偏差値は、結果レポートには表示されませんので、ご留意ください。
試験委員会(五十音順)
試験委員長
西村 和雄
神戸大学計算社会科学研究センター特命教授/京都大学名誉教授/日本経済学会第32代会長/学士院会員/ロチェスター大学Ph.D
試験委員
浅子 和美
立正大学経済学部教授/一橋大学名誉教授/イェール大学Ph.D
井堀 利宏
政策研究大学院大学特別教授/東京大学名誉教授/日本経済学会第42代会長/ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D
大村 敬一
早稲田大学名誉教授
福田 慎一
東京大学大学院経済学研究科教授/イェール大学Ph.D
吉野 直行
慶應義塾大学名誉教授/金融庁金融研究センター長/政策研究大学院大学客員教授/ジョンズ・ホプキンス大学Ph.D